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8月25日研究会の様子「アートにおけるグローバル/ローカル ダブルスタンダード」

2012年8月21日 10:06 AM
8月25日研究会の様子「アートにおけるグローバル/ローカル ダブルスタンダード」

CIAN2012年度の研究会になります。
テーマは「アートにおけるグローバル/ローカル ダブルスタンダード」です。

藤川哲先生(山口大学)、神野真吾先生(千葉大学)、そして山口祥平(首都大学東京)の3者による研究発表とディスカッションになります。総合司会は長田謙一先生(首都大学東京)です。

藤川先生の発表タイトルは「時限的芸術都市としての国際美術展―ドクメンタ(13)の調査報告を中心に」で
現在開催中のドイツ・カッセルの「ドクメンタ13」を考察対象として、ドクメンタの来歴から現在の展開に至るまでご説明いただきました。神野先生は「「アート」の二重性と変容~新潟から~」というテーマにて、現在の世界的に流通するアートワークに対してローカルな関わりから生まれるのアートの変容についてご発表いただきました。

山口祥平(首都大学東京)の発表は「アートアクティヴィティにおける経験形式−カワマタアーカイヴ コールマイン田川のドキュメントを中心に」をテーマにアートにおける制作とその経験の変容について川俣正が手がけた「コールマイン田川」プロジェクトを事例に発表しました。